石鹸が小さくなったら?使い切るコツや生活で役立つリメイク術を紹介

固形石鹸を使っていると、だんだんと小さくなります。小さくなった石鹸は使いづらいため、勿体ないと感じつつ、捨ててしまうという人は多いのではないでしょうか。本記事では、小さくなった石鹸を有効活用する方法を紹介します。
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小さくなった石鹸を使い切る方法
小さな石鹸は、以下4つの方法で最後まで使い切ることができます。
- 石鹸ネットに入れる
- スポンジに埋め込む
- 別の石鹸にくっ付ける
- 液体石鹸にリメイクする
石鹸ネットに入れる
小さくなって泡立ちが悪くなった石鹸は、石鹸ネットに入れることで泡立ちを向上させられます。ネットの摩擦によって、石鹸の表面積が増えるため、よりたくさんの空気を含んだふわふわの泡を作り出せます。
スポンジに埋め込む
小さな石鹸は掴みにくくなりますが、スポンジに切れ目を入れて石鹸を埋め込むことで、掴みやすくなるうえに、泡立ちも向上させられます。
別の石鹸にくっ付ける
小さくなった石鹸は、以下の方法で新しい石鹸とくっ付けることで、ひとつの塊にできます。
- タッパーなどの容器に小さい石鹸を入れて、石鹸が浸る程度に水を入れる
- 数分放置した後に石鹸が柔らかくなったら取り出す
- 小さい石鹸を潰すようにして別の石鹸になじませるようにくっ付ける
液体石鹸にリメイクする
小さくなった固形石鹸は、以下の方法で液体石鹸としてリメイクすることができます。
- 固形石鹸を小さく削る
- 削った石鹸をボウルに入れて滑らかになるまでお湯で溶かす
- 冷めたらポンプボトルに移す
石鹸を別のアイテムとして活用する方法
小さくなった石鹸は、以下の方法で生活のさまざまな場面で活用できます。
- 柔軟剤として使う
- 芳香剤にする
- クローゼットに入れると防虫・防臭効果も
- 排水溝のぬめり落としに使う
- 油汚れ落としに使う
- ガーデニングで害虫の忌避剤にする
柔軟剤として使う
石鹸を使うと、柔軟剤がなくても洗濯物をふんわりとした仕上がりにできます。小さくなった石鹸を、ネットや使い古しのストッキングなどに入れて活用できます。
芳香剤にする
小さくなった石鹸は、ガーゼに包んだり、刻んで瓶などの容器に入れたりすることで、芳香剤として活用できます。クローゼットや靴箱に入れると、防虫・防臭効果も期待できるので、おすすめです。
排水溝のぬめり落としに使う
排水溝のぬめりは、食品のカスや皮脂、洗剤のカスが原因です。排水溝のぬめりは、小さくなった石鹸のかけらと重曹を使った以下の方法で、すっきり落とすことができます。
用意するものは以下のとおりです。
- 小さくなった石鹸
- 重曹(大さじ2杯~3杯)
- お湯(60度前後、500ml程度)
使い方は以下のとおりです。
- 石鹸を包丁やおろし金などで細かく砕く
- 1を重曹と混ぜる
- 2を排水溝に振りかける
- お湯が石鹸と重曹と反応して泡立つように、ゆっくりと注ぐ
- 約10分放置してぬるま湯でしっかりと洗い流す
油汚れ落としに使う
石鹸は油汚れにも有効です。キッチンのしつこい油汚れを落とす際は、石鹸を使いましょう。
用意するものは以下の3つです。
- 小さくなった石鹸
- ボウルなどの容器
- お湯(60度前後、適量)
使用方法は以下のとおりです。
- 石鹸を包丁やおろし金などで細かく砕く
- 1を容器に入れてお湯を注ぎペースト状になるまで練る
- 2を油汚れが気になる場所に塗り付ける
- ブラシなどで汚れをこする
- 汚れと石鹸を残らずすすぐ
ガーデニングで害虫の忌避剤にする
石鹸は、ガーデニングでの害虫予防にも効果的です。石鹸を削ったものを土に混ぜれば、天然の忌避剤となります。また、水1Lに対して石鹸1gを溶かしたスプレーは、ハダニやアブラムシの対策に有効です。
小さくなった石鹸は工夫して使い切ろう
小さくなった石鹸は、ネットやスポンジに入れたり、他の石鹸とくっつけたりすることで、最後まで無駄なく使い切ることができます。また、天然成分で作られた石鹸は、小さくなってからも洗濯や掃除など、生活のあらゆる場面で役立つので、捨てずに活用方法を探してみましょう。