朝洗顔は必要ない?水だけで良いのか気をつけるべき肌質を解説

朝起きた時は、汚れを落とすために顔を洗います。しかし、朝は洗顔料を使用して洗う必要があるのか、水洗顔だけでも良いのか疑問に思うこともあるでしょう。実は朝洗顔の必要性は、肌質によって異なります。本記事では、朝洗顔を気をつけるべき肌質や、行うメリットについて解説していきます。
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朝洗顔は必要ない?
朝洗顔が必要かどうかは肌質や肌の状態によって変わりますが、基本的には朝も洗顔をした方が良いといわれています。水やぬるま湯で洗顔を行う方法もありますが、皮脂汚れは水だけでは落としにくいため、スッキリと洗顔をするには洗顔料を使用するのが望ましいです。ただし、肌質によっては朝洗顔を行うと肌トラブルを起こす恐れもあるため、ご自身の肌の状態と相談して行う必要があるでしょう。
朝洗顔を気をつけるべき肌質
朝洗顔を気をつけるべき肌質は、以下の3つです。
- 敏感肌
- 乾燥肌
- 混合肌
それぞれについて解説します。
敏感肌
敏感肌とは、荒れやすいデリケートな肌質のことです。敏感肌の人が朝洗顔を行うと、肌のバリア機能が低下して荒れたり炎症を起こしたりする恐れがあるため、気をつけなくてはなりません。朝洗顔を行うと、肌の調子が悪い、ヒリヒリするなどの場合は敏感肌の可能性が高いでしょう。敏感肌であれば、朝洗顔は止め、刺激の少ないスキンケアを行う必要があります。
乾燥肌
乾燥肌とは肌の水分量が少なく、乾燥しがちな肌質のことです。つっぱりが気になる、カサカサしてきたなどの場合は乾燥肌の可能性が高いでしょう。乾燥肌の人が朝洗顔を行うと、肌に必要な皮脂も奪ってしまうため、乾燥が悪化する恐れがあります。
そのため乾燥肌の場合は、朝洗顔をやめて水やぬるま湯での洗顔に切り替えた方が、肌トラブルを起こしにくいです。また、洗顔後にしっかりと保湿ケアをすると乾燥が気にならない場合もあるので、念入りに保湿して様子を見るのも良いでしょう。
混合肌
混合肌とは、おでこや鼻まわりのTゾーンは油分が多く、頬や口元は乾燥しやすい肌質です。混合肌の場合は部分的に乾燥が気になるため、朝洗顔のやり方に注意しなくてはなりません。乾燥しやすい部分はさっと洗顔料を滑らせるだけにして、念入りに洗うのは避けるのが望ましいです。
朝洗顔をするメリット
朝洗顔をするメリットは、以下の2つです。
- 就寝時の汚れを落とせる
- メイクのノリが良くなる
それぞれについて解説します。
就寝時の汚れを落とせる
人間は寝ている時にも皮脂を分泌しているため、起床時は肌が汚れている場合があります。汚れたままでは肌トラブルの原因になってしまうので、朝洗顔をして汚れを落とすのが大切です。また、夜に使用した保湿剤なども、起床時には酸化して毛穴汚れなどに発展するため、前日のスキンケアを落とす意味でも朝洗顔は効果的です。
メイクのノリが良くなる
朝洗顔をすると、就寝中に分泌した皮脂や前日のスキンケアを落とせます。汚れが落ちると化粧水や乳液が浸透しやすくなるので、その後のメイクがしやすくなるのも朝洗顔のメリットです。化粧崩れを起こしにくく、綺麗な状態をキープできて気分を上げられるでしょう。
朝洗顔は肌の状態に合わせて行いましょう
朝洗顔の必要性は肌質や肌の状態によって変わりますが、基本的には朝と夜の2回洗顔するのが望ましいです。ただし、荒れやすい敏感肌やカサつきがちな乾燥肌の場合は、朝洗顔をすると肌トラブルにつながる恐れがあるので、様子を見て行う必要があります。
一般的に朝洗顔を行うと、就寝中の汚れをスッキリ落とすことができるため、肌荒れを防ぐとともにスキンケアも浸透しやすくなります。朝洗顔は肌の状態に合わせて行いましょう。